同じエンジニアやプログラマーという職種なら、会社員でも個人事業主でも大きな違いはないと考えていませんか。
確かに基本的なプログラミングなどの仕事内容の点では、会社員でも個人事業主でも変わりはありません。
しかし、会社員と個人事業主の間には、働き方に大きな違いがある点を押さえておきましょう。
会社員の場合、企業の方針に沿って苦手な仕事もこなす必要があります。
一方、個人事業主は苦手な案件を避けて、自分の興味のあるものや得意なものを中心に仕事をこなすことも可能です。
さらに、個人事業主は働く時間なども、自分で自由に決められます。
例えば、毎朝9時出勤の会社員だと、朝が苦手な人にとっては起きるのが辛いこともあるでしょう。
個人事業主であれば、朝が苦手なら午後から集中して仕事をするというように、自分で働く時間を決められます。
このように、仕事内容や働く時間を自分で決められる自由度の高さが、個人事業主ならではのメリットです。
また、会社員の中には上司や後輩、取引先との人間関係で悩んでいる人も少なくありません。
その点、個人事業主は面倒な人間関係を必要最小限に抑えられます。
職場の上司と飲みに行くなどの面倒な付き合いもなくなるため、人間関係におけるストレスが大幅に減らせるでしょう。
ストレスが減って心の負担が少なくなるだけで、仕事にも集中しやすくなります。
ただし、個人事業主はクライアントと最低限のやり取りが必要になる点を、忘れないようにすることが大切です。