個人事業主として働くエンジニアやプログラマーの所得は、確定申告の対象です。
確定申告に必要な所得は、売上から経費を引いたものとなります。
個人事業主として働いて得た収入は、全て事業所得になるので覚えておきましょう。
ただし、計算する際にはその年の1月から12月まで働いた分が対象となるため、入金の日にちとは異なります。
例えば、10月に働いた分の報酬が1月に振り込まれる予定でも報酬は確定申告の対象となるため、金額の記入漏れを起こさないようにしましょう。
特に12月の仕事の報酬は翌年に振り込まれることが多く、注意が必要です。
会社員は企業が源泉徴収票を用意してくれますが、個人事業主は源泉徴収票の代わりに支払調書となります。
支払調書がなければ確定申告できないため、事前にしっかりと用意しておくことが大切です。
確定申告は、住んでいる地域の税務署で行う方法、自宅で書類を作成して郵送する方法、オンラインで行う方法があります。
どの方法が自分に向いているのか確認して、確定申告しましょう。
なお、オンラインでの申告には、税務署で発行されたID・パスワードかマイナンバーカードが必要です。
オンラインで行う場合は、PCとスマートフォンどちらからでも申告できます。
確定申告には白色申告と青色申告が存在しますが、青色申告の方が節税効果が高いのが特徴です。
白色申告と青色申告については、<確定申告前にチェック!個人事業主税金対策>で詳しく紹介されているので、参考にしてみると良いでしょう。